旺旺の物語
65 歳から、はじまる物語
中国・山東省で生まれました。
長く、教育と行政の仕事に携わってきました。
2020 年、定年。それまで前だけを向いて走ってきた日々が、ふと止まりました。
ちょうど世界が静かになった時期でした。家にいる時間が増え、自然と「これからの自分」について考えるようになりました。
一つの旅が、変えてくれたこと
2024 年の夏、初めて日本を訪れました。
町を歩きながら、何度も足を止めました。60 歳を、70 歳を、80 歳を過ぎても、自分の役割を持ち、自分の場所で一生懸命に手を動かしている方たち。その姿が、忘れられませんでした。
いくつになっても、自分の力の届く範囲のことを、丁寧にやれば、それは素敵なことなのだ。
帰国してからも、その光景が胸に残っていました。
中国と日本のあいだに、立ちたい
中国の暮らしの中で、何百年も前から受け継がれてきた、季節と身体を慈しむ道具と知恵。それを、日本の丁寧な毎日に、そっと届けることができたら。
夫が応援してくれました。長年の貯えを、思いきって日本での新しい一歩のために使うことにしました。
2024 年末、大阪に拠点を構え、太旺旺株式会社を立ち上げました。
わたしたちが、大切にしていること
急がないこと。
飾らないこと。
ただ、ひとつひとつを丁寧に。
中国と日本のあいだに静かに立ち、文化を、暮らしを、橋渡しすること。65 歳から始めた小さな会社ですが、焦らず、続けていきたいと思っています。